女工哀歌(エレジー)
- 2008.11.21 Friday
- 22:10
ミカ・X・ペレド監督の映画
「女工哀歌(エレジー)(2008年)」を観た。
中国デニム工場の生産過程を追ったドキュメンタリー。
四川省から都会に出稼ぎにきた16歳の少女、ジャスミン。
1部屋に12人が住む寮、深夜まで続く残業、
なかなか支払われない給料、仕事中に寝ないように
洗濯ばさみで目をはさみながら仕事をする
平均18時間労働、時給7円以下・・・
私は9年アパレルの世界にいて、月に1度上海出張をし、
対中国相手に値段交渉、納期管理、品質管理を
徹底する事に力を注いできた
日本人と話すことができるのは、もちろんホワイトカラー。
女工、つまりブルーカラーの人とは直接話すことはない。
今回の工場は結構きれいで、
本当に目を覆いたくなるような工場も見てきた。
「監査する人は工場の質の向上を求める為に調べるのであって
工員の労働条件の向上には無関心だ。」
アパレル時代は普通だと思った。
むしろ、日本人が厳しく管理する事で工場の質が上がるのだから、
ありがたいのではないか、と思っていたくらいだ。
深夜クタクタになるまで働き、正月でも帰省するお金もない。
ジャスミンが、「自分が作っているこのジーンズを
買える子は、自分に比べてなんて運が良いんだろう」と呟く。
工員の生活環境は多少なりともわかってはいたが、
私にとって、この映画のメッセージは心に刺さった。
特にアパレル関係の人には観てもらいたい作品だ。
まだ上映中なので、是非
「女工哀歌(エレジー)(2008年)」を観た。
中国デニム工場の生産過程を追ったドキュメンタリー。
四川省から都会に出稼ぎにきた16歳の少女、ジャスミン。
1部屋に12人が住む寮、深夜まで続く残業、
なかなか支払われない給料、仕事中に寝ないように
洗濯ばさみで目をはさみながら仕事をする
平均18時間労働、時給7円以下・・・
私は9年アパレルの世界にいて、月に1度上海出張をし、
対中国相手に値段交渉、納期管理、品質管理を
徹底する事に力を注いできた
日本人と話すことができるのは、もちろんホワイトカラー。
女工、つまりブルーカラーの人とは直接話すことはない。
今回の工場は結構きれいで、
本当に目を覆いたくなるような工場も見てきた。
「監査する人は工場の質の向上を求める為に調べるのであって
工員の労働条件の向上には無関心だ。」
アパレル時代は普通だと思った。
むしろ、日本人が厳しく管理する事で工場の質が上がるのだから、
ありがたいのではないか、と思っていたくらいだ。
深夜クタクタになるまで働き、正月でも帰省するお金もない。
ジャスミンが、「自分が作っているこのジーンズを
買える子は、自分に比べてなんて運が良いんだろう」と呟く。
工員の生活環境は多少なりともわかってはいたが、
私にとって、この映画のメッセージは心に刺さった。
特にアパレル関係の人には観てもらいたい作品だ。
まだ上映中なので、是非
来年頭に下高井戸でやるみたいなので見ます!(アパレルじゃないけど)
アパレルだけの問題じゃないと思うので。
すでに東京では上映している所もありますが、
「未来を写した子どもたち」もいいと思います。
名古屋は年明けですが、行こうと思っています。
確かに、子どもがいるかどうかで、物事に対して違う感じ方をするかも。
でも、歳でも違うかも。
最近は、わりと涙もろくて・・・
myumiさんへ
マルタのやさしい刺繍は、NOチェックでした。
でも、名古屋は12/5までなので、時間あれば行きたいですね。
また教えて下さい〜